平成13年、国内ではじめてBSE(牛海綿状脳症)感染牛が見つかり、以降他産地の牛に比べて信頼の厚い松阪牛の需要が増加し、松阪牛の偽装事件が続発しました。
そこで三重県松阪食肉公社では、松阪牛の生産地域を明確にした上で、消費者が店頭で買う精肉パックからその牛の生産履歴がわかる個体識別管理システムを平成14年8月19日に導入しました。
このシステムは、家畜個体識別システムにより装着された重複することのない生涯唯一の10桁の耳標番号を活用して、松阪牛を識別・管理する一連の仕組みのことをいいます。これにより生産農家から消費者の手に届くまで一元化で管理し、三重県松阪食肉公社が発行する松阪牛シール・証明書により、消費者へ松阪牛(肉)の生産情報を開示することを目的としています。
松阪牛シールに掲載されている10桁の耳標番号を三重県松阪食肉公社ホームページの該当箇所に入力し検索すると、松阪牛の個体情報、肥育農家情報、畜・出荷情報をご覧いただけます。
詳しくは、株式会社 三重県松阪食肉公社ホームページをご覧下さい。