2020年4月20日更新
![]() 苗箱を積み込む新採職員ら |
JA松阪は4月18日から入組2年目までの若手職員14人を対象に、管内3カ所の育苗センターでの研修を行っています。
近年若手職員には非農家出身者が多くなってきていることから、農協職員として農家の苦労や農業の素晴らしさを体験してもらうことを目的に、平成20年度から研修に取り入れています。金融共済店舗に配属される職員が多い中、こうした経験をしておくことで、組合員との会話にも役立てるようにするのが狙いです。また、水を含んでいる苗箱は1つ約5キロあり、積み込み作業をJA職員が担うことで、農家の負担軽減にもつなげています。
研修で新人職員たちは、他の職員に混じって、苗を受けとりに来た農家のトラックに苗箱を次々と積み込んでいきました。
入組1年目の職員は「家は農家で田もあるが手伝いをしたことはなかった。こんな作業があったなんて、とても大変だと思った」と話していました。
また、このほかにも子ども達の食農教育の場として開いている「あぐりスクール」の担任として参加し、一緒に農業体験をするなど、様々な研修を行っています。